工場勤務

【工場勤務のメリット・デメリット】向いている人の性格まで教えます!

koujyou-meritto

この記事ではこんな悩みについてお答えしています。

悩む人
  • 工場で働くメリット・デメリットは?
  • 工場で働きたいけど、どんな感じかな?
  • 工場勤務に向いている人はどんな人?

これから工場で働きたいと思っている人や、働いたばかりの人にとって、工場で働くメリット・デメリットは気になるところですよね。

結論から話すと、

デメリットは多いが、メリットも意外と多い!!

ということを伝えていきます。

工場全般のお仕事を経験しているので、現場のリアルな雰囲気を掴み取ることができます!

この記事では、13年工場で働いた僕が工場で働くメリット・デメリット向いてる人を解説していきます。

>>プロフィールはこちら

この記事でわかる事
  • 工場勤務のメリット・デメリット
  • 工場勤務で向いている人
  • 工場の雰囲気

工場で働く5つのメリット

悩む人

工場で働くメリットってあるのかな?

ひろちき

はい!

さっそくですが工場で働くメリットはこの5つ。

順番に解説していきますね!

工場勤務のメリット
  1. 手に職がつく
  2. 免許や資格取得にもつながる
  3. 給料は悪くない
  4. 未経験からでも始めやすい
  5. ひとりで黙々と仕事ができる

メリット①:手に職がつく

最初のメリットは「手に職がつく」です!

工場勤務のよくあるイメージといえば・・・。

悩む人
  • ライン作業ばかりでスキルがつかない
  • 同じ祖語との繰り返し

このようなイメージを持っている人も多いと思います。

しかし、

意外にも手に職をつけることは可能です。

ざっくりと言えばこんな感じ。

◉工場で身につくスキル

  • 機械操作
  • クレーンやフォークリフトなどの重量物、運搬の操作
  • 機械メンテナンス・保守管理

見てわかるように、どれも専門的で特殊な仕事であることがわかりますよね。

特にクレーンやフォークリフトの操作機械メンテナンスを習得できれば、どこの工場でも重宝されます

ひろちき

ITの時代が進む中でも機械のメンテナンスや保守管理は必ず人の手が必要になってくるもの。

一生モノのスキルを会得したことになりますね!

>>【朗報】機械オペレーターとは底辺でつまらない仕事なのか?実際はスキルが必要

メリット②:免許や資格取得につながる

工場で実戦経験を積んだら、免許や資格試験の取得にもつなげることができます。

先ほども説明しましたが、工場というのは特殊な技量が必要になってくるので、免許の取得は必須条件になってきます。

  • 天井クレーンの操縦
  • フォークリフトの運転
  • 溶接のスキル

これらすべての免許が必要になってくるので、会社がお金を出して免許取得に協力してくれます。

さらには資格試験の取得を勧めてくれることもあるので、是非ともチャレンジしていきたいですね!

ひろちき

技能検定という資格は、1級から国家資格になるので転職でも有利になります!

⬇️下の記事では、工場で習得できる資格をまとめました。

【工場勤務に必要な資格7選】おすすめ一覧と難易度を解説します。

メリット③:給料は悪くない

工場でのお給料は他の業種より少し高目に設定されています。

というのも、工場勤務のお給料がいい理由としては、夜勤があったり、残業が多いことがあげられるので、入社1年目からでも平均かそれ以上のお給料をもらえるのではないでしょうか。

なので、とにかくお金が欲しいという方にはいい環境にあると思えます。

●男性(30〜34歳)

平均年収手取り:349万円

●製造業 男性(30〜34歳)

平均年収手取り:326万円

(参考:令和元年賃金構造基本統計調査:厚生労働省

?下の記事では工場で働いたときの年収をシュミレーションすることができます。

【工場勤務の年収】製造業の給料は安い?年収や高卒・大卒の平均年収を比べてみた

メリット④:未経験でも始めやすい

冒頭でも話したように、工場のお仕事というのは誰もが経験したことのないようなお仕事ばかり。

全員が未経験からのスタートになるので、新卒の方や初めて工場で働く人も違和感なく始められるのもメリットです。

ひろちき

特にライン作業の場合は、簡単にできる作業もあるのですぐに馴染むことができますよ!

⬇️下の記事ではライン作業に向いている人をまとめました。

>>【性格診断】ライン作業に向いてない人・向いてる人の性格

メリット⑤:黙々と仕事ができる

工場での仕事は基本的に1人で進めることが多い職場です。

人と関わることが苦手な人なら最高の仕事環境だと思いますよ!

接客業が苦手な僕も一人で黙々と進めることができる点につては、人間関係の悩みが少なくなるので精神的な面で楽に感じています。

工場で働く6つのデメリット

それでは工場勤務のデメリットも伝えていきます。

今まで良いところばかり書いて来ましたが、工場勤務というのは非常に過酷な一面もあるので、この環境を受け入れることができるかが1番の問題になってきます。

工場勤務のデメリット
  1. 手や作業着が油まみれになる
  2. 夜勤になる可能性がある
  3. ミスをすると他の部署に迷惑がかかる
  4. 重量物を持つので腰痛持ちの人が多い
  5. 夏は暑くて冬は寒い
  6. 男だらけ(笑)

?下の記事では工場の楽だと感じる事としんどいと感じることをまとめました。

工場勤務は「楽すぎorしんどい」どっち?【結論:仕事内容による】

デメリット①:手や作業着が油まみれになる

工場で製品を作るときには必ず油を使います。

その油まみれになった製品を手にとって確認しなければいけないので、必ずと言っても良いほど汚れます。

工場と油というのは切っても切り離せない関係なので、

『手や作業着が真っ黒になってしまった』

なんてこともよくある話。

慣れてしまえば全く苦にならないので、最初だけは抵抗を感じるかもしれません。

ひろちき

あっ、でも爪の中まで真っ黒になるのだけは、マジで勘弁してほしい。

デメリット②:夜勤をやる可能性がある

工場で働いていると夜勤をやらなければいけない可能性があります。

工場というのは、製品を作らなければ利益をあげることができません。

このことから、製造工場では2交代制3交代制を導入している会社がほとんどです。

しかし、夜勤手当も給料に上乗せされるので、バリバリやって年収を増やしたい!と思う人には好都合だったりします。

デメリット③:ミスをすると損失が大きい

工場の働き方とは、一つ一つの部署が連携して繋がっているため、自分が担当した工程が終わったら次の工程が控えています。

そのため、自分の工程でミスが出てしまうと、前工程の仕事が全て水の泡になってしまう恐れがあるのです。

ミスをしないように細心の注意を払って仕事をしなければいけないので、とても気を使う作業になります。

デメリット④:腰痛持ちの人が多い

工場勤務では10kg〜20kgの鉄の塊をを平気で持ち上げなければいけません。

そのため、腰に負担がかかりやすく、ヘルニアになってしまう人や、ギックリ腰になってしまう人もちらほらいるくらいです。

実際に僕も腰痛持ちなので、重量物を運ぶときは再発しないように気をつけて運んでいます。

ひろちき

腰痛になると、身動きが取れなくなるので、本当に辛いです。

デメリット⑤:夏は暑くて冬は寒い

工場の夏はマジで暑い。

外気でも38度ほどあるのに対して、工場の中は密閉されているので平気で40度を超えてきます。

熱中症で倒れる人も年に1人はいるくらいなので、危険な環境下にあるのではないでしょうか。

逆に冬はどんな感じかというと。

これがまた寒いのなんの!!

外で働くわけではないので、風を受けないだけマシですが、工場内は外気温とあまり変わりません。

あまりの寒さに、ヒー◯テック4枚 ヒー◯タイツ2枚ほど着込んでいます。

がっ!!それでも寒いのが工場なんです。

ひろちき

冷暖房が効いている工場は真のホワイト企業だと思いますよ!

デメリット⑥:男の巣窟(笑)

まさにタイトルのとおり。

工場とは男の巣窟です。

右を向いても左を向いても男男男メンメン麺ラーメン・・・・・!!!

いやああああ〜〜〜!!!

男子校を経験したことがある人もいると思いますが、男しかいないので本当に嫌になりますよ(わら)

しか〜〜し!!!若い女の子が入社して来たらそれはもうお祭り騒ぎ。

ライオンの折に入れられた子羊のように、全員からチヤホヤされること間違いなし!!

ひろちき

工場で働くことで結婚を逃してしまった男性社員もちらほらいるので、覚悟したほうがいいですよ。

工場勤務で向いている人

悩む人

実際のところ、工場勤務で向いている人はどんな人なの?

はい、やっぱり気になりますよね!

簡単にまとめると、この3つにしぼられます。

  • 1つのことに没頭できる
  • 向上心がある
  • 性格が明るい人

なら間違いなく工場で働けると思いますよ!

っていうか、これだけ揃っていればどこの会社に入ってもいろんな人から気に入られる存在になれると思います。

工場勤務で向いている人
  1. 単調な作業ができる人
  2. 小さなことでも気がつく人
  3. 体を動かすことが好きな人
  4. 向上心がある人
  5. 他の社員と連携が取れる人

工場勤務の人なら共感できる体験

工場では、どこの工場でも決まって同じような体験をします。

例えば、

  • 朝からラジオ体操
  • 作業着で出勤
  • 食堂のご飯はありがたい

などなど、話し出したら1時間は軽く話し込んでしまいます。

工場の疑似体験をしたい人や、工場の雰囲気を知りたい人は下の記事を参考にしてください。

>>【工場勤務あるある60選】仕事・女性関係・夜勤のリアルをぶっちゃけます

まとめ【工場勤務メリット・デメリット】

工場で働くことに対して不安迷いがある人も多いと思いますが、デメリットさえ受け入れることができれば、そんなに悪い環境ではないかな?と思います。

僕も現に13年工場で働いてきました。

辛いこともそれなりに乗り越えた上でこの事実を伝えていますが、これからこの業界で働こうとする人が1人でも増えてくれればと思っています。

ものづくり産業は、日本を古くから支えてきた業界なので、自信を持って働けると思いますよ!

工場勤務のメリット
  1. 手に職がつく
  2. 給料は悪くない
  3. 未経験からでも始めやすい
  4. 一人で黙々と仕事ができる
  5. 免許や資格取得につながる
工場勤務のデメリット
  1. 油まみれになる
  2. 夜勤になる可能性がある
  3. 腰痛持ちの人が多い
  4. 夏は暑くて冬は寒い
  5. 男だらけ(笑)